”180ML37SP”を読み解けば、自分にぴったりの1本が見えてくる!
2025年07月23日

店頭でお客様とお話していると、「このモデル名のアルファベットってどういう意味ですか?」とか「この数字にはどんな意味があるんですか?」といったご質問をいただくことがあります。
文字によって何が違うのか?たくさん文字がついているから良いモデルなのか?
楽器を選ぶうえで重要なポイントにもなりますので、本コラムではその意味を簡単にご紹介してみようと思います!
今回はトランペットの中でも高いシェアを誇るBachより、中でも圧倒的に人気のモデル「180ML37SP」を例に挙げてご紹介します。
“180”はシリーズ名
Bach 180ML37SPはStradivariusというモデルのカスタムの一つです。
Stradivariusモデルには180シリーズと190シリーズが存在しており、180シリーズが最もスタンダードな作りで愛用者も多いシリーズです。
190シリーズではArtisanモデルから定評がある真鍮×ニッケルの2ピースバルブケーシングが採用され、Bachらしい豊かな響きと音色がさらに強く感じられる仕様となっております。
“37”はベルの広がり方

“37”は#37ベルであることを示しており、ベル先端部の広がり方を数値で表しています。
数字が大きいほど広がり方が急になり、より明るくパワフルなサウンドになります。
#37ベルはMLボアの標準ベルとして採用されている標準的な広がり方です。
当店ではよりパワフルなサウンドの#43ベルもよく入荷するような印象があります。
“ML”はボア

”ML”とはミディアムラージボアであることを示しています。
ボアとは管の太さのことです。太ければ息の量がたくさん必要となり音量や音色の幅が豊かになります。逆に細ければ必要な息の量が少なくなり鳴らしやすくなり柔らかくしっとりとした音色になります。
ちなみにMLボアの内径は0.459インチ(11.66mm)となっています。
“SP”は銀メッキ
”SP”はSilver Plateの略で銀メッキのモデルであることを示します。
一般的に使用されるクリアラッカー仕上げでは、音量を上げたときの音抜けが良く、中身がしっかりと詰まった暗めの音が特徴です。
比べて、銀メッキは抵抗が少し出ますが、芯のある力強い響きと艶を出し音に厚みを加えてくれる仕上げです。
吹奏楽でも人気が高いのがこの銀メッキの音色です。
学校さんによっては音色を揃えるためにトランペットは銀メッキで統一しているというところもあるほどです。
まとめ
Bachのトランペットモデル名はこのような意味を持っています。
他にも、ライトウェイトのベルでより軽やかな吹奏感が得られるというカスタムもございます。このカスタムがされた楽器はモデル名に☆がつくだけでなく、ベルに☆の刻印が入ります。
メーカーサイトではそれぞれの相性の良いカスタムや数値の説明がされておりますので、詳しく知りたいという方はそちらもぜひ調べてみて下さい!
楽器のモデル名には楽器選びのポイントがたくさん詰まっておりますので、ぜひ頭の片隅に覚えておいてください♪
当店では、
・フルート/ピッコロ
・オーボエ
・クラリネット
・サックス
・トランペット/コルネット
・ホルン
・ユーフォニアム
・トロンボーン
・マウスピース/リガチャー
といった管楽器やその周辺の商品も広く取り扱っております。
買取・販売どちらでもお気軽にご相談ください!